花さき山・・・

『この花さき山、いちめんの花は、

みんな　こうして　さいたんだ。

つらいのを　しんぼうして

じぶんが　やりたいことを　やらないで、

なみだを　いっぱいためて　しんぼうすると、

そのやさしさと、けなげさが、

こうして花になって、さきだすのだ。』～斎藤隆介「花さき山」より

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主人公は１０歳のあやという女の子の民話風の絵本ですが、

「自分がやりたいことをやらないで、涙をいっぱいためて、辛抱すると、

その優しさと、けなげさが、花さき山の、花になって咲きだす」という内容は、大人にとっても『心の支え』になると思います。

今、自分が涙をためて、我慢したことで、「花さき山」の花が一輪咲いたと思うと、我慢のし甲斐があります。