目の見えない子の聴覚のすばらしさ

ある日、食堂で給食を食べている時、こんなことがありました。

Mが

「先生、人が少なくなってきたよ。」

「えっ、どうして分かるの?」

「だって、人の声が少なくなってきたし、声が響くようになったから。」

「あっ。本当だね。」

そうなんです。

Mに言われて、初めて、私たちの話す声が、響いていることに気がついたのです。

注意深く、周りの声を聞いていると、たくさん人がいる時は、

ざわめきの中で、自分たちの声が吸収されてしまって、

大声を出さなければ、よく聞こえないのです。

しかし、人が少なくなると、自分たちの声は、周りの壁に反射して、

大きく響くようになるのです。

目の見えない子ども達は、視覚以外の、聴覚・嗅覚・触覚・味覚・そして、体全てを使って、情報をキャッチしているのです。

目が見える私たちは、情報の70~80%を視覚に頼っているんですね。

caribbeanmaria's Ownd~Happy together!!

読んで、心がほかほかするような、ハッピーになれるような記事を、書きたいと思っています。 Happy together!!

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