詩：「にわとり」～触覚・心

校庭で飼っている、にわとりを見に行きました。

目が見えないので、にわとりの色も形も書いていません。

でも、「心の目」で一生懸命、観察しました。すると、

羽根が取れかかっているのが分かりました。

心臓の音も、よく聞こえました。温かさも感じました。

Ｍは、抱いているうちに、情が移って、飼いたくなってきました。

　詩：「にわとり」

にわとりをだいた。

はねが　とれかかっていた。

はねと　せなかが　ざらざらしていた。

足は、つめたかった。

おなかが　とても　あたたかかった。

クククと　ないた。

心ぞうが　ドキドキと　なっていた。

横に　ゆらしてあげた。

かいたくなった。