子どもの詩~母

    母    啓二 6年

僕は母の背たけをぬいた。

今まで下を向いておこっていた母は、

今は、上を向いておこる。

なんとなく さびしい気がする。

なんとなく急に母が小さく見える。

僕は母の背たけをぬいた。

母さんいつまでも見下ろしてほしかったのに。

いつまでも上からおこってほしかったのに。

         ~おかあさん あのね~より抜粋

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最後の2行に、この少年の「お母さんに対する思い~もっと甘えていたかった」が凝縮されていますね。

ふと、石川啄木の短歌

「たわむれに母を背負いてそのあまり

 軽きに泣きて三歩あゆまず」

を思い出しました。

caribbeanmaria's Ownd~Happy together!!

読んで、心がほかほかするような、ハッピーになれるような記事を、書きたいと思っています。 Happy together!!

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